東金街道沿い、八街市山田台にある乗馬クラブ「コ
ルザホースクラブ」を運営する塚本めぐみさんは、小
柄ながらとてもアクティブ!乗馬を10歳から始め、そ
の後乗馬インストラクターを経験し、24歳の時に家族
と共に乗馬クラブを開業。10周年を機に今の場所に
移転し、今年4月に15周年を迎えた。
独立前に働いていたクラブで、視覚障がい者のメン
バーさんと出会い、障がい者乗馬やホースセラピーを
知り、「馬の持つ“癒しの力”を活かして社会福祉の一
役を担いたい」と考えた塚本さん。クラブ運営の合間
に勉強や研修を続け、その輪を拡げるために、2018年
4月に「NPO法人ホースプラネット」を設立。ホースセ
ラピーの講習会やイベントなど活動の幅を広げる。さ
らに、新たな経営方針“スポーツ&ケア”を掲げ、2019年3月に「菜のはな鍼灸整骨院」
を開院。治療院を併設する事で、セラピーより踏み込んだ治療も提供できる施設は
全国的にも珍しい試み。また、女性の院長はピラティスインストラクターでもあり、乗
馬&ピラティスという他にはないサービスも展開。同年4月には児童発達支援・放課
後等デイサービス「ハートホース」を開校し、乗馬療育や園芸療法を取り入れ、障が
い児の自立をサポート。日本障がい者乗馬協会セラピー本部副本部長も務めている。
そして2020年は、塚本さんにとって記念すべき年。事業運営と並行して妊活に取
り組んだ末、今年1月に第一子を出産。現在は子連れ出勤して、家事、育児、仕事を楽
しみながらこなしている。「チャレンジしなければ成功は無い、失敗しても経験は積
める」というポリシーに、少し先の未来もどうなるか分からないコロナ禍を経験し
「やれると思うならば、余力を残さず出し切ってやる」という新たなポリシーが加
わった塚本さん。そのパワーがみんなに勇気と希望を与えてくれる!!